今年のお盆休みは、暦の関係で6連休となりました。
通常は親戚巡りなどしたあとは、ゆっくり休養をとるという感じでしょうが、弁護士にとってこの予定の入っていない1週間というのは、溜まっている仕事を片付ける絶好の機会となります。今年も、4、5件の資料を事務所から持ち帰ってくるはめになりました。
弁護士にとって溜まってしまう、つまり後回しになってしまう仕事はどのようなものかというと、簡単に言うと、アプローチの仕方に悩んだり、思った以上に法的構成が複雑だったりする案件です。依頼者から相談をうけ、受任した時に持っていたイメージが、いざ書面化するとなると別のイメージが湧いてきたり、考えた構成に対する障害を思いついてしまったりすることがあります。そうすると、ちょっとこれは後回し、となってしまうわけです(弁護士は、抱えている仕事をスケジューリングしながらこなしていますので、予定外にかかりそうなものがでてくると、スケジューリング的に今やらなければならない仕事を先に処理しなければなりませんので、後回し、となるわけです。)。
このような後回し案件は、スケジューリングから一旦外れてしまいますので、戻すのは思ったより大変だったりします。依頼を受けている以上、あまり遅くもできませんし、かといって、適当に処理するわけにもいきません。そこで、こんな時のお助けとなるのが、お盆休み等の、予定の入らない長期休みです。今年のお盆休みも、私にとっては貴重な時間でした。こんな時間の使い方をしながら、今日もまたスケジューリングに追われて仕事をしている日々です。
平成30年8月20日
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