年が明けたと思ったら、もう年度替わりです。すでに1年の4分の1が終わってしまったわけですが、風のように月日は流れていきますね。我が家の子供たちは、新しい学年になる意味を知ってか知らずか、短い春休みを満喫しているようです。
振り返れば、2月にはオリンピックがあったわけですが、もう遠い昔のように思うのは私だけでしょうか。
オリンピックといえば、日本中の話題となったカーリング女子(LS北見)、カーリングといえば何かと話題の世界選手権ですが、オリンピック代表が世界選手権に出られない(代表選考会にすら参加できない。男子代表選手が協会に何度も懸けあったけれど駄目だったそうです。)という点がマスコミ等で話題になっているようですね。女子は、日本代表(チーム富士急)が世界選手権で10位だったと聞いています。
うーん、確かにこれはおかしいですね。選手のために過密な選考会スケジュールを避けるという協会の考えも理解はできますが、それならばオリンピック代表兼世界選手権代表選考会にはできなかったのでしょうか。仮に、選考会が過密なスケジュールになってしまったとしても、選考会や世界選手権に出るかどうかは選手自身が決めるべきであり、協会が上からあれこれ決めるのは筋違いではないでしょうか。もしオリンピック代表が世界選手権に出場したとしたら、さぞや盛り上がったでしょう。カーリングをオリンピック以外の時もみんなに見てもらえる絶好の機会でした。しかし、代表チーム(チーム富士急)には酷な言い方ですが、13カ国中10位では世間の注目度も推して知るべしです。
協会といえば、これも今話題の相撲協会ですが(笑)、こちらは酷いですね。あれだけの騒動を起こしたのに、結局、どこでどのような力が働いたのか貴乃花親方は猫の子を借りてきたようにおとなしくなってしまい、協会は貴乃花親方を見せしめ的に格下げにし、今までどおり旧態依然の体制(年功序列、ごっつぁん体質、隠蔽体質)が継続することになりました。改革はとん挫したと言っても良いと思います。貴乃花親方の姿勢に問題なしとは言いませんが、マスコミはもう少し貴乃花親方を擁護するべきだったと思います。
正義がどの世界でも通用すると考えるほど世間知らずではないつもりですが、2つの騒動は、世の中正しい考えが日の目を見るべき、という弁護士特有の青臭い考え方からすれば、ちょっと残念に思う次第です。
平成30年4月2日
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