来週の金曜に、福島市で、東北弁連大会というイベントがあります(ちなみに、東北各県の持ち回りで開催されるので、6年に一度、当県で開催されることになります。)。
正式には、東北弁護士連合会というもので、ご想像のとおり、全国組織たる日本弁護士連合会(通称「日弁連」)の東北版のようなものです。
弁護士は、弁護士登録をする際に、日本弁護士連合会に加入する(強制加入です)とともに、各単位会(福島であれば、福島県弁護士会)に加入する(これも強制加入です)のですが、この東北弁護士連合会という組織にも加入する(これまた強制加入です。。)ことになります。
そして、各々の組織に対して、会費という名目で、毎月加入料のようなお金を取られることになります(加えて言うなら、福島県弁護士会いわき支部という組織にも毎月会費を払う必要があるので、合計4つ!いくらになるかは弁護士の名誉のため(ウソです(笑)。単位会ごとにばらばらなので)差し控えます。)。。。
まあ、全国組織である日弁連と、所在する県の組織である福島県弁護士会に関しては、弁護士にとって身近な組織、という感じがありますが(県弁護士会は日頃の会務活動の基盤ですし、日弁連は弁護士としての存在証明のようなもの、弁護士バッチと同じですね。)、東北弁連というのは、弁連委員というものにでもなっていない限り、通常の活動ではあまり身近なものではありません(正直、東北弁連で何をしているのか、よくわかっていない弁護士も多いかもしれません)。
実際に、東北弁連の会長(以前は仙台会から出ることが多かったのですが、今は、6県で持ち回りになっています。)は必然的に日弁連の副会長になる、みたいな日弁連内部の組織均衡機関みたいな側面があるので、余計に一般の会員(弁護士)にとってはなじみがないというか。。
そうすると、必然的に、東北弁連大会と言われても、他県に知り合いの弁護士が多いという一部の人は除いて、あまり参加意欲がわかないというか、大会案内が来ても、毎回、どうしようかなあ、という感じで態度保留のまま時が流れる(そのうち、案内も頭から消えてしまい、特に何かが起きない限りそのまま不出席という流れ(笑)。)ことが多くなることになります。
今回も、6年ぶりの当県での開催ではありますが、開催県だし、行かなくちゃなんないかなあ、とも思いつつ、いつものように、どうしようかなあ、という感じで、ずっと案内を机に積んでおりました。
すると先週、いつものように、案内が忘却の彼方になったころ(笑)、親しいM先生から電話があり、「先生、東北弁連、行かないんですか?」と突然のご質問。ああ、開催県だし、やっぱり何かが起きてしまったかと、なぜか可笑しくなってしまい、「何でですか?」と笑いながら聞くと、
「実は、私、今度の東北弁連の準備の副委員長(と言ってた気がする)なんですけど、いまのところ、いわき支部からの参加希望者が●人(あまりに酷いのでわが支部の名誉のため伏字とします)しかいないんですよ。これじゃあ、あんまりなんで(確かに、30数名の会員数にしては、あんまりという数字です。)先生方に電話をさせてもらってるんです。」とのこと。
うーん、M先生の誘いとあれば、断れないなあ、と思いつつ、いわき支部の名誉のためにも、「わかりました。では、参加させていただきます。」と即答させてもらいました。
その後、M先生の電話作戦が功を奏したのか、数日で●人の倍以上の人数になったそうですので、様子見という、みんな考えることは同じなんだな、と思った次第です。
ということで、今回は、一般の方にはなじみが薄い、東北弁連に行ってきます、というお話でした(まあ、本当は、震災関連とか色々熱心に活動しているんですけどね。でも、県弁でも震災関連は色々やってるしなあ(笑)。今回のブログにどこからかクレームが来たらまた詳しく紹介させていただきますね。)。
来週の金曜は、福島の方に一日がかりで行かせていただきます。
もちろん、忙しい中、平日の一日をつぶすのですから(いや、大事な会議なんですよ。本当は。。)、帰りはもう夜、福島まで行ってただでは帰れません。
今のところ、帰りの夕食は何処かに寄って何か食べてこようという算段をしています。
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