少し前の休日、祖母を連れ、家族で近場に旅行に行ってきました。
まだまだ元気な祖母ですが、高齢で長距離の歩行は難しいため、車椅子に乗ってもらい観光地をめぐる旅でした★
公共施設や市や町が運営している施設、また、観光地などは、バリアフリー設備が整っているところも多いかと思いますが、終日車椅子を操作してみて(私が乗ったわけではありませんが(^-^;)、ちょっと気が付いたことを書いてみたいと思います。
・入口にお手製のスロープ器具が設置されている飲食店に入ろうとしたけれど、スロープが急勾配すぎて手押しでも簡単には登れない(当然下りのときも急すぎて危ない)
・車椅子のまま入れる誰でもトイレは設置されているものの、そのトイレにたどり着くまでに小さな段差が何か所もある
・車椅子用順路のある建物だったので安心して中に入ったら、建物内は配線コードに溢れていた
・境内車椅子移動可という神社で、確かに境内は舗装されていて拝殿前までは難なくたどり着いたけれど、拝殿を目前にしてどう頑張っても乗り越えられない段差出現
←スロープもなく、境内全体は舗装されているのにここだけ非バリアフリーなのが謎でした(^-^; 今回最後は祖母に杖をついて歩いてもらいましたが、それが難しい方ももちろんいらっしゃるでしょうし、ここまで来て参拝できないパターンもあるのか・・・と思いました。
などなど。
どれも些細なことかもしれませんが、どれも車椅子を操作しないと気が付かなかったことでした。バリアフリー化が進んでいたとしても、小さいバリアって至る所にあるのですね(*_*)
現地に行ってからの問題点の他にも、行く前には、
・行こうとしている観光地が車椅子でも入れるか、移動できるか
・泊まりたい宿泊先が車椅子対応しているのか
などの下調べも必要だったりしました。
今回、私たちの移動は車でしたが、仮に電車やバス移動だとしたら、乗り降り問題の他にも、目的の駅に着いたら車椅子の導線確保(エレベーターやスロープ探し等)もあるので時間にかなり余裕をもっての行動も必須ですよね。
(ちょっとした階段でもスロープだとぐるっと回り込まないといけなかったりもしますしね・・・。実際、今回とある観光地でも、階段を数段上ったら目的地に到着という場所で、スロープ順路は敷地を1周しないといけないルートだったりして、目的地にたどり着くまで倍以上の時間を要しました(^-^;)
また、日本だと、歴史的建造物などの観光地も多くあると思いますが、そういった場所はバリアフリー化が難しい面もありそうですし、とっても有名な観光地だけど、泣く泣く行くのを諦めるということもあるのかなとも思いました。
こうしてちょっと考えただけでも色々と思うことが出てきたので、車椅子ユーザーの方はきっともっとあるあるに溢れていますよね・・・(°_°)!!
何事も、体験してみないと分からないというのはこういうことだな、と勉強になった1日でした◎
さて。
当事務所もバリアフリーの事務所・・・だったらよかったのですが、玄関口に2箇所(インターフォンを押す前と室内に上がる部分)段差がございます。
当事務所では、ポータブルのスロープをご用意しておりますので、車椅子のお客様も是非安心してご来所いただけたらと思います(^^)
ご来所にあたり、何か心配なことがありましたら、どうぞお気軽にお問合せ下さいませm(__)m
では本日はこの辺で!
スタッフnでした。
当事務所では、相談するにあたり紹介者は必要ありません。
どなたでもお気軽にご相談いただく事ができます。
お急ぎの方は、その日の相談 「即日相談制度」 を受け付けております。