以前からお話ししていましたが、先週の土曜日、日曜日にかけて、事務所の移転をしました。7年ぶり2度目の(そして、恐らくは最後の)事務所の移転です。
当然、日常業務をこなしながらの引っ越しですので、引っ越し当日まで準備万端というわけにはいかず、出たとこ勝負のところもありましたが、案の定、かなりのバタバタぶりでした。
まず、二階部分に大量の過去の事件ファイルを仕舞い込む予定でしたが、肝心の、ファイルをいれる大型の収納棚が、どれも二階に上げられないという問題が生じました。お陰で、既に終了した大量の事件ファイルが、二階部分に段ボールに入れられたまま積み上がっているという状態です(苦笑)。
また、建物の大きさは前の事務所とほぼ同じはずなのに、相談室部分等が以前より広いせいか、事務局と弁護士の執務室のスペースが以前よりタイトになってしまいました。
新事務所では、弁護士と事務局が同じスペースで執務することになり、それ自体は、業務の効率化に資すると思っていますが、共同スペースがもう少し広さがあればよかったと思います。無いものねだりですが。
更に、新事務所では、来客者に玄関先で靴を脱いでもらうのですが、ニトリあたりに行けば簡単に手に入るだろうと思っていたのも甘かったです。日曜日に、ニトリ、東京インテリア、丸ほん、と回りましたが、どこにも事務所用として適当なものがなく、妻に話したところ、ネットでは事務所用が豊富に売られていると聞き、徒労に終わった疲れがドット出てきました。
その他、看板の移転や階段のつくり等、ここでは書けない細かい困りごとがいくつもあり、改めて、事務所移転って大変だな、と思った次第です。
愚痴ばかり書いてしまいましたが、勿論、今回の移転により、改善された点も多くあります。
まず、事務所前の駐車スペースが大きく広がりました。前の事務所は、お客様用としては3台ほどしかなかったのですが、新事務所では、計14台の車を停めることができるため、事務局、弁護士の計8名を入れても、十分に駐車スペースが確保されています。
また、喫緊の課題だった終了事件のファイルの保存場所も、15畳程度のスペースを確保することができました。これで当面は大丈夫かなという感じです。
旧事務所では、弁護士の執務室と事務局の執務室は別部屋でしたが、弁護士と事務局が同じスペースで業務をするようにしたことも大きな変化です。これまで事件に関係がない些細なことも全部メールでやり取りしていましたが、これからは、直接やり取りができ、その分、業務の効率化、ひいては依頼者への法的サービスの充実にあてることができると考えています。
今後は、早く新しい体制に慣れ、移転の主目的である依頼者サービスの向上に努める所存です。
平成30年4月18日
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