弁護士会の行事というのは様々あるのですが、当支部の場合、年末には法曹三者忘年会（各いわき支部の裁判官、検察官、弁護士の三者による忘年会です。）、年明けには支部単独での新年会が恒例のものとなっています。
　特に弁護士の登録が１２月になった関係で（以前は１０月でした）、１月の新年会は、新規登録弁護士のお披露目、挨拶のための集まりという色合いが強くなっています。昨年１２月も、当支部だけで４名の新人弁護士が誕生し、当支部も、総勢３８名という所帯となりました。
　新年会では、当然、新人弁護士が挨拶（自己紹介）をする時間が設けられ、そこでどのようは挨拶をするのかを他の会員は注目して見ているわけです。どこでも同じだと思いますが、新人の挨拶は、通り一遍のものではなく、面白い挨拶をすることが期待されており、ただでさえ緊張している新人にとっては中々ハードルが高いものとなっています。
　昨日行われた新年会では、新人４名が挨拶したのですが、例年以上に個性的なメンバーがそろったな、という印象でした。既に珍しくはないとはいえ、大学時代に体育会系の運動部に所属していたり、楽器が得意だったり、当然のように付き合っている彼女がいたり、一昔前の、弁護士は勉強しかできない堅物というイメージは、今はないという感じです。
　いずれにせよ、このようは新人の熱気あふれる挨拶に接すると、自分の新人時代を思い起こされ、気持ちも新たになります。今年も初心を忘れず、一年を大切に過ごしていこう、と思わされたひと時でした。

平成２９年１月１９日
所長弁護士　菅田貴博

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