こんにちは、事務局のｍｓです。

厳しい暑さも少しずつ和らぎ、トンボが飛ぶ姿が見られるようになり季節が変わりつつあるのが感じられます。このまま暑さがぶり返さないといいのですが。

夏休みも終わり。長い２学期のスタートです。学生のときは夏休みが関東以南の地方のように８月末までじゃないのが本当に残念でしたが、親となってからはこの早目の始業式が有難いです。

中学校・高校になると部活一色の夏休みというお子さんもたくさんいるかと思います。私も小学４年生から高校までの夏休みは大部分を部活動に費やしておりました。特に高校時代は合唱部に在籍していましたが、この３年間の夏休みが一番忙しかったです。

７月は定期演奏会の準備。これは春から部員の役割分担を決めて具体的に動き出します。広告費集め、パンフ、小冊子作り、夏休みに入ってからはラストスパートで市民会館を借りて場当たり、ゲネプロ。演奏会自体も思い出深くはありますが、この準備期間もまた楽しく、たまに思い出しては懐かしんでいます。

そして８月は本格的にコンクールに向けた練習の日々です。まずは８月末に開催される県大会が目標です（合唱連盟主催のコンクールは支部大会がなく、いきなり県大会からのスタートです。）。私の高校には音楽棟という独立した２階建の建物があり、音楽系の部活動はほぼ全てここで活動しています。吹奏楽部もまたコンクールの時期ですから、夏休み期間の静かな校舎とは大違い、音楽棟は朝から晩まで歌声からトランペットの音まで鳴り響き、うるさいぐらいでした。

コンクールで賞をとることが一番大事かというとそうではないと思うけれど、他人と比較されること、結果を求めて努力することって長い人生の中、そうそうあることではありません。人として成長したとか、忍耐力がついたとか、そんな立派な話でなく、あの時、みんなと頑張れてよかったなと、ただそう思います。

去年の冬、この時の部活仲間と１０年ぶりにアンサンブルコンテストに出場しました。出番を待つ舞台袖で味わう緊張感、歌い終わった後の爽快感を久しぶりに味わうことが出来て、楽しかったです。

皆それぞれ結婚や出産で目まぐるしく生活スタイルが変わる時期で、毎年というわけにはいかないでしょうが、また参加できたらと思います。

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